先日いとこからお土産に、とてもおいしい豚肉の味噌漬けをもらいました。
豚肉がたっぷりのお味噌に漬かっていて、そのお味噌がすごくおいしかったです!
しかし、そのおいしいお味噌なんですが、豚肉を焼く時にまぶしきれず、たくさん容器に残ってしまいました…。
食べきれないのが勿体ないけど、豚肉が漬かっていたお味噌なので、そのまま食べるわけにもいきません。
ですので、加熱工程を含むリメイクをしようと思ったんです!
そこで、飛騨高山地方の郷土料理である朴葉味噌のレシピを参考にして、塗りつけて焼くことにしました。
ネギを入れたのも、朴葉味噌からのアイデアです♪
朴葉味噌(ほおばみそ)は、飛騨高山地方の郷土料理で、自家製のお味噌にネギなどの薬味と、シイタケなどのキノコや山菜をからめたものを、七輪の上で朴葉に乗せて焼きます。
朴葉味噌のレシピをヒントに完成した「焦がし味噌」
わたしたち夫婦は日本酒が好きなので、二人で夕飯の後に晩酌のおつまみとして、ちまちま頂きながらまったりできるように作りました。
焦がし味噌の材料
味噌 … 一握りほど
長ネギ … 白い部分を一本分
柚子の皮 … 小さい柚子1個分
ごま油 … 少々
柚子の皮は香りが強いので、お好みで増減してくださいね。
長ネギは、たっぷり入れるのがおすすめです!
「お味噌に混ざりきらないのでは!?」と思うくらい入れて大丈夫です。
薬味は、いろいろアレンジができます。
ショウガやニンニク、夏場はミョウガやシソにゴマなどを入れてもおいしいですよ(*^^*)
焦がし味噌の作り方
柚子の皮の裏の白い部分を、包丁で軽くこそげて取り除き、細い千切りにします。
長ネギは、白い部分を粗めのみじん切りにします。
お味噌に投入してよく混ぜます。
(具が偏るから切るように混ぜてね!)
ごま油を塗り、味噌を厚めに塗りつけます。
大きめのアルミホイルにアルミホイルをたたんで5分焼きます。
魚焼きグリルかオーブントースターで、焦げ目がつくまで焼きましょう。
たたんだアルミホイルを開いて、朴葉味噌のレシピを参考にしたからおいしいんだと思う♪
朴葉味噌のレシピから生まれた「焦がし味噌」は、とにかく簡単なのにおいしくできるため、この記事の冒頭で書いた豚肉の味噌漬けの残りの一件以降、たびたび作っています。
お味噌をアルミホイルに塗りつけるところまで調理工程を終わらせて、アルミホイルを閉じて冷蔵庫に入れておけば、食べたい時にトースターで焼くだけ!
焦がし味噌と一緒に頂くお酒は、日本酒が一番です!
ぬる燗にしたお酒でお味噌をほどくようにすると、お酒と味噌の香ばしさと、薬味の爽やかさが広がります。
焼酎のお湯割りも、気持ちがほころびますよ(*^^*)
焦がし味噌があると、台所に立つ時間が少なくてすみますし、お腹にたまらずちまちまと長く食べられるので、夫婦二人でひたすらのんびり過ごしたい時のおつまみに用意しておくと、幸せな時間を過ごすことができます。
焦がし味噌は、白いご飯に乗せて食べてもおいしいので、お酒が苦手な方やお子さんは「ご飯のお供」として召し上がって下さいね♪
最後まで読んで下さったあなたへ(*^^*)
焦がし味噌は、短い時間で難しい技術は何もなく、とにかく簡単に作れるので、ぜひ試してみて下さい♪
きざんで、混ぜて、トースターでチン。
たったこれだけで、とてもおいしい一品が作れますよ(*^^*)
その場合は、アルミホイルを閉じて、焼く時間を長めにして下さいね。
焦がし味噌を作ることに慣れてきたら、いくらでも自分の好みにアレンジすることができます。
冷蔵庫にある余りものの消化にも、うってつけです♪
ご飯に合うので(ご飯がすすみます!)、おかずをもう一品追加したい時にも使えますよ。
朴葉味噌のレシピを参考にして作った焦がし味噌は、焦がしたお味噌が香ばしく、ネギと柚子の香りが一緒に広がって、華やかでほっとする味です(*^^*)
味も香りも濃いめなので、ちまちまとゆっくり食べることになります。
のんびり過ごしたい夜におすすめの一品なので、よかったら作ってみて下さいね。