車の窓が曇る経験は、誰でも一度は通る道だと思います。
わたし自身、車の運転にまだ慣れていない頃に、突然フロントガラスが曇って前が見えなくなり「事故るー!どうしよう!!」と思ったことがあります。
車の運転免許を取得したばかりの初心者の方や、ペーパードライバーの方に、わたしと同じような怖い思いをしてほしくないので、車の窓が曇る原因と対処法についてお話します。
車の窓が曇る現象は、特に寒冷地では頻繁に起こります。
寒冷地(しかも豪雪地帯)で暮らしている友人は、フロントガラスの内側と外側が、ダブルで曇ることがしょっちゅうあると言ってました…(ノll゚Д゚llヽ) コワイィィ
車の運転中に突然フロントガラスが曇り始めると、当然ながら前が見えなくなりますので、大変危険です!
そしてめちゃくちゃ焦ります!!
この問題を解決するには、焦りを1つずつ取り除く必要があります(`・ω・´)
しっかり頭に入れておくこと。
車の窓が曇る現象に陥ったときの対処法を、体に叩き込むこと。
車の窓が曇る現象に陥ったときの対処法を、この2つによって、焦ることはなくなります。
焦りを取り除くポイントは、まず「どんな条件のときに車の窓が曇るのか」ということを、よく理解することが大切です。
これを知っておけば、ハンドルを握るときに「今日はフロントガラスが曇りそうだな」「視界が悪くなりそうだな」ということを、事前に予測することができます。
なお、車の窓が曇る現象に陥ったときの対処法には、3つの手順があります。
路肩に車を停車する。
タオルを使って拭く。
エアコンを活用する。
具体的な方法は、順番に説明していきますね。
車の窓が曇る原因と対処法
まず、車の窓が曇りやすくなる条件をお伝えします。
1つ目は「湿気が多い」ことです。
外が雨や雪のときに車のドアを開けたり、人が車に乗り込んだりすると、車内の湿度は急激に上がります。
また、外が晴れていたとしても、温泉に浸かった後に車に乗り込むと、人間の体から出る湯気やタオルなどの湿気によって、車の湿度が上がることもあります。
2つ目は「車内と外との気温差が大きい」ことです。
冬は、車内をエアコンで温めることが多いですよね。
そして外は震える寒さ…。
それでは、車の窓が曇る条件がわかったところで、実際にフロントガラスなどが曇ったときの対処法を押さえていきましょう!
手順1.車の窓が曇るなら停車!
まず、走行中に急激にフロントガラスが曇ってきたときは、可能であればハザードランプをつけて、路肩に停車することをおすすめします。
どんな行動をするにしても「運転しながら」となると、危険度は高くなってしまいます。
最初にもお伝えしたように、車の窓が曇る現象に陥ったときには、焦りを取り除くことが大切です。
どうしても車を停めることができない場合は、とりあえずドライバーの視界を「一時的に」確保することが必要です。
前が全く見えないまま、走行を続けることはできませんので…。
手順2.タオルを使って拭く!
てっとり早くフロントガラスの曇りを除去するには、タオルなどの布を使ってフロントガラスの内側を拭くという方法があります。
でもこれは「とりあえず」の対処法であり、いわば応急処置的なものです。
タオルなどで拭くという対処法で「視界が確保できた!」と思っても、あっという間にまたじわじわとフロントガラスが曇ってくるので、根本的な解決にはなりません。
手順3.エアコンを活用しましょう!
では、車の窓が曇る現象に陥ったとき、根本的に解決するにはどうすればいいのかということですが、それが「エアコンの活用」なのです!
しかし、
「エアコンをONにすればそれで良し」ではありません。
エアコンの温かい風が、「フロントガラスに向けて吹き出すように設定されているかどうか」が肝心です。
エアコンのスイッチ周りをよく確認し、風がどこから出てくるように設定しているかを見て下さいね。
もしも、風が人の顔や足元に向けられているようでは、いくらエアコンを入れても、フロントガラスの曇りを取ることはできません。
エアコンの温風をフロントガラスに吹きかけても、魔法のように一瞬で曇りが消えるわけではなく、じわじわと曇りが取れていきます。
このことを知らなかったら、「ぜんぜん曇りが取れない!」などと思ってしまい、せっかくONにしていたエアコンをOFFにしてしまうというような行動を、焦りから取ってしまいがちです。
エアコンをOFFにすると当然温風は止まってしまいますので、いつまで経っても曇りは取れません。
エアコンをONにしたら、焦らずに待つことを心掛けて下さいね!
普段から「車の窓は曇るもの」と理解しておく
車のフロントガラスや窓は、曇りやすい気象条件がそろうと、ビックリするスピードで一気に真っ白に曇ってしまいます。
「今日は車の窓が曇るかも…」ということを、先に想定するクセをつけましょう(`・ω・´)
「フロントガラスが曇りそうな気がする…」と不安になったときは、曇ってからではなく、車を使用する前にエアコンの風をフロントガラスに向けておくという対策をすることで、突然のピンチにも焦りませんよ。
怖い思いをしてから手を打つよりも、怖い思いをしなくていいように「先に予防しておく」って大事ですよ♪
いざというときにパニックになるのは、いざという場面を全く想定していないからです。
雪国をはじめとする寒冷地で暮らす人たちというのは、常に「いざ」という場面を想定しながら車を運転されていますので、ぜひ見習いましょう!
事故につながってしまう原因は、フロントガラスの曇りだけではありません。
本格的に気温が下がれば、路面が凍結することもありますし、雪が積もることもあります。
おわりに
一度怖い体験をしてしまうと、「もう運転できない…」「怖くてハンドルを握れない…」と感じることと思います。
でも、どんなことでもそうですが、「経験を積む」ことによって、どんどん冷静に対処できるようになります。
あまりにもひどい大雨や大雪が降っている場合は別ですが、普通に天候が悪いとか急に寒くなったという程度のときには、頑張って運転にチャレンジした方が腕は上がりますよ!
車の窓が曇ることを心配するなら、先にエアコンの風をフロントガラスに向けておくこと。
そして、手の届く場所にタオルなどの布を用意しておくこと。
きちんと備えておけば、いざ車の窓が曇る現象に陥っても焦らず行動できますので、前向きにトライしていきましょうヽ(=´▽`=)ノ