日本に来すぎじゃないですか!?
全国各地で台風被害が相次ぎ、ニュースで現地のひどい様子が映るたび、つらくて何とも言えない気持ちになります…。
この記事は、いつ自分の身に降りかかってもおかしくないということを伝えるために、【台風の備え】家庭が災害に遭っても慌てないための準備をしようというタイトルで、私の経験から書いていきますね。
事前に備えておくものや、台風発生時にも家で準備できるものなどの紹介となりますので、ぜひ参考にして下さい。
目次
【台風の備え】家庭を災害から守りましょう!
雨風が強い中、スーパーやホームセンターをまわっても、みなさん欲しい物は同じなので、品切れが多くなかなか手に入りません。
実は、家の中にあるものでも、台風対策に使えるアイテムってたくさんあるんですよ!
買わずに身近な物で準備ができれば、いざという時でも慌てずにすむと思います。
少し手間はかかりますが、子供さんがいる家庭では一緒に学びながら準備をすることで、知識として繋がっていきます。
【台風の備え】その1、水は本当に大事です!
飲み水の確保は必須です。
ミネラルウォーターがあれば良いのですが、水道水でも清潔な容器であれば、ある程度の期間の保存は可能です。
水道水をそのまま清潔なボトルに入れることで、一週間は大丈夫です。
ただし、煮沸は絶対にしないで下さい。カルキが抜けて、すぐに腐ってしまいます。
水の確保については、常に意識して下さいね。
ペットボトルの空き容器も、いつも数本保管しておくことをおすすめします。
トイレや洗濯などに使えますよ!
浴槽に水があったら、水を確保するためにスーパーを渡り歩いてて、雨風が強くなり身動きがとれなくなってしまった!なんてことがなくなります。
【台風の備え】その2、レジ袋は日頃から捨てずにとっておく
スーパーやコンビニなどで貰ったレジ袋は、繋ぎ合わせるとロープの代わりになります。
【台風の備え】その3、スマホや携帯電話はフル充電する
台風が接近する前に、スマホや携帯電話をフル充電して下さい。
(古いスマホなどがあれば、それもフル充電しておきましょう!)
停電した時にライトとして使えたり、ワンセグの視聴で災害情報が得られます。
【台風の備え】その4、ご飯を炊いておにぎりを作る
おにぎりは子供も大人も食べやすいですし、避難しなければならなくなった時の、持ち運びにも助かります。
ただし、混ぜご飯はNGです。
混ぜご飯はすぐに腐ってしまいますので、塩むすびまたは何もつけずにおにぎりを作りましょう。
【台風の備え】その5、保温水筒にお湯を入れる
保温水筒のお湯は1日たっても温かいので、ガスが止まり断水しても手や顔などを洗うことができます。
【台風の備え】その6、日頃から冷凍室には保冷剤を!
停電が長期になった場合、保冷剤があるのとないのでは、かなり生活に差が出ます。
もし冷蔵庫が使えなくなっても、保冷剤である程度の保存は可能です。
どうしても保冷剤がない場合は、ペットボトルを凍らせるといいですよ!
【台風の備え】その7、カーテンレールに毛布をさげる
お家に雨戸がない場合は、カーテンレールに厚手の毛布などをさげましょう。
窓ガラスの破損による飛散防止となります。
【台風の備え】その8、動かせる物はできるだけ移動させる
ダイニングテーブルなど動かせる物はできるだけ壁際や窓際に移動させて、通路の確保にあたって下さい。
また、窓の破損による怪我が多いので、事前に動かせる家具でガードすることをおすすめします!
【台風の備え】その9、小さな子供がいる場合は明かりの調整を!
突然まっくらになると大人でも驚きますが、小さな子供の場合、停電時にパニックになりやすいです。
「もしかしたら停電するかも?」と思った段階で明かりを最小限にし、お子さんのためにも事前に停電の練習をしてみて下さい。
【台風の備え】その10、まずは落ち着いて周囲を見渡しましょう
「台風やばい!」と思って、慌てて買い物に出掛けないようにしましょう。
というのも、わたし自身、台風接近に焦って外に出てしまい、そのまま帰宅できないという事態に襲われたことがありました…。
台風が去ったあと自宅に戻り、周囲を見渡せば、食料もある、水もある、雨戸もついてる、懐中電灯も玄関にあったことに気づきました。
代用できるものを探して、危険回避が先決だと思いました。
なので、まずは落ち着いて周囲を見渡して下さいね。
それにより、安全が守られる場合が数多くあると思います。
~最後まで読んで下さったあなたへ~
自然災害は突然やってきます。
わたしは東日本大震災を経験しました。
非常食などの事前準備は必要ですが、いざという時は知識が命を助けることになります。
実際に、災害時は慌てます。
たったいま何をしていたのか、それすら思い出せないぐらいパニックになります。
パニックになる原因は、
知識がないため、あれもこれもと欲張りすぎるからです。
自分や家族の命を守れるのは、あなた自身です。
そのためには、災害時でも冷静に判断できる知識が必要なのです。
大丈夫だと思って外に出たわたしが、帰宅難民になりました。
もちろん、備えておくものも大切です。
ですが、目の前にあるもので対応できる能力も必要なのです。
くれぐれも慌てて外へ飛び出し、二次災害に遭わないようにして下さい。
命あっての未来です。
命があればやり直す希望だって生まれますので、どうか自分や家族のことを大事に考えて行動なさって下さいね。