こんにちは!
菜乃花(@nanohanananoka4)ですヽ(=´▽`=)ノ
わたしは介護施設で働いてるのですが、あなたにも知ってほしいエピソードがあるので、よかったら聞いて下さい。
この記事を読んで下さってるあなたが、主婦(もしくはこれから主婦になる予定)でしたら、ぜひ意識してほしいと思ってます。
事の発端は、介護施設に入所されている利用者さま(90代男性)との会話の中で、わたしの旦那の誕生日にふれたことでした。
旦那の誕生日にプレゼントをしたか聞かれる
朝食を終えた利用者さまを食堂から居室へ送り、車いすからベッドに移乗し、臥床(がしょう)していただき、掛け布団を整えていた時のことです。
「あんたは結婚してるんか?」と聞かれました。
にこっとして下さり、
続けて「子供はいるんか?」と聞かれました。
「それはええことやな」とおっしゃってから、
「ご主人の誕生日は何かしてあげたんか?」と聞かれました。
旦那の誕生日は、前から欲しいと言ってた仕事用の革靴(15,000円くらい)を一緒に買いに行って、帰りに家族でバイキング形式の食事をして、気になってたおしゃれなケーキ屋さんでホールケーキを買って、家に帰ってみんなでお祝いしながら食べましたヽ(=´▽`=)ノ
と利用者さまに話したところ、
「それはご主人にしてあげたことやろ?」
「ご主人のお母さんには何もしてないんか?」
と言われたんです。
姑さんに?なんで??
旦那の誕生日に、わたしが義母に何かするってこと??
利用者さまの言う意味が、わたしには全くわかりませんでした…。
旦那の誕生日をあらためて考える
頭の中がハテナでいっぱいのわたしに、利用者さまは言いました。
「いま、幸せか?」と。
はい、幸せです…。
「ご主人と出会って、結婚して、子供にも恵まれて」
「今の幸せな生活があるのは、ご主人のお母さんが、頑張ってご主人を生んで、そして育ててくれたからだと思わんか?」
「ご主人の誕生日は、ご主人を祝う日だけど、ご主人を生んでくれたお母さんに感謝する日でもあることを、忘れないようにな。」
これが年の功というものなのか、すごく心に刺さりました。
わたしが利用者さまと会話したのは、これが最後になりました。
それ以来、毎年旦那の誕生日には、義母にもプレゼントをするようにしています。
「旦那を生んでくれてありがとう」
「いま、幸せです」
そんな感謝の気持ちをこれからも忘れずに、旦那の誕生日を祝っていきたいと思ってます。
おわりに
冒頭にも書きましたが、この記事を読んで下さってるあなたが、主婦(もしくはこれから主婦になる予定)でしたら、ぜひ意識してほしいと思ってます。
義母のプレゼントですが、高価なものにこだわる必要はありません。
感謝の気持ちが伝わるのなら、何でも喜んで下さると思いますよ(*^^*)
わたしが義母にプレゼントした商品
今年はおいもやさんのどら焼きを贈りました。
焼印がかわいいと思いませんか?(*^^*)
わたしが購入したAセットは、「ありがとう」の焼印が3個、「わんちゃん」と「ねこちゃん」の焼印が各1個ずつ入った、5個セットのどら焼きです。
用途に合わせてシールを選べるので(お祝いシール・誕生日シール・お見舞いシールなど)、お誕生日シールをお願いしました。
箱にお誕生日シールを貼ってもらうのに、中身は「おめでとう」ではなく「ありがとう」のどら焼きを選んだため、念のため注文時に事情(旦那の誕生日に義母へ…ということ)を書いておきました。
お店からは、
お誕生日シールをお付けいたします。
温かいお言葉ありがとうございます。
商品を喜んでいただけることを祈っております。
上記お返事をいただきましたε-(´∀`*)ホッ
そして旦那の誕生日から3日後、義母から手紙が届きました。
そこには「どら焼きおいしかったです」と書かれており、旦那の誕生日にプレゼントしてくれた気持ちが嬉しかったと、逆に感謝されました。